個人用のSteamworks開発者アカウントの作成方法です。
初めてSteamにゲームをリリースする際の参考になればと思います。
はじめに
Steamworksの開発者アカウント作成にはSteamアカウントが必要になります。このページではSteamアカウントを持っている状態で始めます。(簡単に作成できます!)
まずはSteamworksのサイトにアクセスしてサインインします。



最初に手順や説明がぶわーっと書いてあるのでさらっと目を通します。


名称と住所の入力
本名や住所等の個人情報を入力していきます。
内容は全て英語で入力します。

住所も全て英語で入力します。
以下のサイトで住所を英語変換できます。


※以下は入力例として日本の皇居の住所
住所(町・丁・番地) | 1-1 Chiyoda |
住所(市) | Chiyoda-ku |
都道府県/州 | Tokyo-to |
郵便番号 | 100-0001 |
国 | Japan |
支払通知メール | メールアドレスを入力 |
支払メールの使用言語 | 任意の言語を選択 |
FAX番号 | 任意入力 |
NDAに署名
秘密保持契約を確認し、チェックボックスにチェックします。


SDAに署名
Steam配信契約を確認し、各情報を入力していきます。


署名者の氏名 | 英語で入力 |
署名者の肩書き | 「Owner」と入力 |
署名者の電話番号 | 電話番号を入力 |
署名者のメールアドレス | 表示されているメールアドレスを確認 |
料金のお支払い
開発者アカウント登録時は、初回のアプリクレジットをこのタイミングで支払います。


支払方法を入力すると、入力した情報や金額等の確認画面が表示されます。

支払&税金情報の入力
次にSteamから支払いを受けるための銀行口座および税金情報の入力を行います。
銀行口座の詳細の入力


ここから銀行口座情報を入力していきます。


*は入力必須項目です。
銀行のSWIFTコードは以下のサイトで確認できます。

受取人名* | 英語の口座名義 |
受取人の口座番号* | 口座番号 |
銀行 SWIFT コード* | 上記サイトで確認して入力 |
銀行名* | 英語の銀行名 |
銀行住所* | 英語の住所 |
銀行所在都市* | 英語の都市名 |
銀行所在の都道府県 | 任意入力 |
銀行郵便番号 | 任意入力 |
銀行口座開設国 | 任意入力 |
口座の種類* | 口座の種類を選択 |
税金情報の入力

開始
ここから税金情報のインタビューが始まります。

プロフィール

入力必須項目(*)を入力していきます。

出生時の氏名 | 出生時と氏名が異なる場合は入力 |
ビジネス、貿易、DBAまたはシングル・メンバーLLC名前 | 任意入力 |
生年月日* | 月/日/年で入力 |
出生地-町/市* | 都道府県、市まで英語で入力 |
出生国家* | 出生国家を選択 |
国籍* | 国籍を選択 |
主な連絡先* | 国際番号で入力(先頭の「0」→「+81」に変換) 例)090-1234-5678 →「+8190-1234-5678」 |
身分証明書* | メールで提出できる身分証明書を選択 |
今回は身分証明書で「運転免許証、軍人証或いは政府ID」を選択しています。

運転免許証番号或いは政府ID番号* | 運転免許証に記載の12桁の番号を入力 |
証拠書類期限日* | 運転免許証に記載されている期限日を「月/日/年」の形式で入力 |
証拠書類発行国* | 運転免許証の発行国を選択 |
証拠書類発行の州/省* | 運転免許証の発行都道府県を英語で入力 |
続いて本籍地を英語で入力していきます。

※以下は入力例として日本の皇居の住所
国 | Japan |
住所行1(ストリート) | 1-1 Chiyoda |
住所行2(スイート、ユニット、建物、階など) | 未入力 |
市 | Chiyoda-ku |
州/県 | Tokyo-to |
郵便番号 | 100-0001 |
以下のエラーが出たら再度入力情報を確認し、問題無ければチェックして続けます。

同意

状態

個人の場合は自動で「Individual」と入力されているのでそのまま進みます。

全てのチェック内容を確認し、該当する項目にチェックします。
該当する項目が無い場合「上記は適用されません」にチェックします。




米国TIN | 未入力 |
外国TIN | マイナンバー入力 |

レビュー
W-8BEN(米国源泉税に対する受益者の非居住証明書)が作成されるので、さらっと目を通して進みます。

署名および提出


受益者の名前* | 英語で氏名入力 |
メールアドレスにより、アカウントにログインします* | アカウントのメールアドレス入力 |
事業能力* | 「Individual」と入力 |

これでSteamworks開発者アカウントの情報入力は終了です。
登録したメールアドレス宛に連絡メールが届くので確認しておきましょう。
審査
身分証明書を提出する旨のメールが届きます。
運転免許証を選択したので、運転免許証の表面と裏面のスクショを添付して返信します。

身分証明書提出後、さらに自撮り写真を要求された場合は追加で添付して返信します。
審査が完了するまでは待機します。
提出書類に不備があった場合、メールが届くのでメールボックスは確認しておきましょう。
Steamworksへようこそ
審査が完了したら完了メールが送られてくるそうなのですが、私の場合はメールが届いていない状態で審査が完了していたため、Steamworksの状態も毎日チェックしておきましょう。
以下の画像の状態になっていれば進めていきます。


私の場合はこのタイミングでメールが届きました。


お疲れさまでした!
これでSteamworks開発者アカウントの作成は完了です!