バージョン
- Unity 2022.3.45f1
Unityの音楽ファイルの軽量化や再生時の負荷軽減を優先したAudio Clipの設定です。
音質はガン無視するので、音ゲー等の小さな音がクリティカルなゲームは当てはまらない可能性があります。
AudioClip設定
Force To Mono
ONにするとファイルサイズが約1/2になりますが、音の立体感は無くなります。
- ON: モノラル
- OFF: ステレオ
Load In Background
ONにするとメインスレッドが停止せず、バックグラウンドでの読み込みになります。
Ambisonic
音の位置や回転データを持つ音楽ファイルはONにすると有効になります。
Load Type
Load Type | 機能 |
---|---|
Decompress On Load | 即展開!ファイルサイズが大きい場合は不向き |
Compressed In Memory | メモリ使用量が抑えられ、再生時に展開します |
Streaming: BGM | BGM等のサイズの大きいファイルは基本これ!Streaming以外だと再生時にスタートが遅延します |
Preload Audio Data
ONにするとシーンロード時にオーディオクリップをロードします。再生時のロードが無くなりますが、シーンロードが長くなります。
Compression Format
Compression Format | aaa |
---|---|
PCM | 音質優先用!ファイルサイズ大 |
Vorbis | 圧縮率高! |
ADPCM | CPU負荷小! |
Quality
私の耳では50と100の違いは分かりませんでした。0に近いほどサイズが小さくなりますが音質は悪くなります。
Compression Formatに「Vorbis」を指定した時に指定できます。
Sample Rate Setting
自動でサンプルレートが最適化されます。
手動で設定したい場合は「Override Sample Rate」を設定します。サンプルレートが高いほど高音質ですが、ファイルサイズは大きくなります。
AudioClip インスペクター
BGM

SE

大体こんな感じで後は適宜変えれば良さそうです。

オーディオクリップ - Unity マニュアル
オーディオクリップは、オーディオソース によって使用されるオーディオデータです。Unity は、モノラル、ステレオ、マルチチャンネル(8つまで)のオーディオアセットをサポートしています。.aif、.wav、.mp3、.ogg のオーディオフ...